Postscript

編集後記のようなライター(音楽)のブログ

Postscriptとは編集後記。そういう視点で書く。

「オフレコを書け!」というのが私の師匠の教えだった。

インタビューはアーティストやタレント、著名人が話し終え、レコーダーのスイッチを切って、世間話になったときからが勝負だという。

 

インタビュー後、リラックスした雰囲気のなかでぽろっと出てくるトピックスや仕草、表情、さらには「これは、ちょっとオフレコなんだけどね」といいながら話してくれるトピックス。

 

「オフレコ」部分にこそアーティストやタレント、著名人の素顔や本質が存在するのだ。特に「オフレコ」部分は雑誌には書かないで欲しいというトピックスだが、それは本当は書いて欲しい事、言いたいことなのだ。

 

さすがに情報開示や他者の中傷など、トラブルに発展しかねないオフレコを書くことはなかったが、私も師匠の教訓に従うべく、レコーダーのスイッチを切ってからの「オフレコ」インタビューを常に心がけてきた。

インタビュー記事に深みを持たせるには、際どいこと、聞きにくいことを聞き出すことが必要だという教訓として私のなかに残っている。

 

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ちなみに、雑誌やには編集後記が、コンテンツにはスタッフブログが添えてあることが多い。意外だが、編集後記やスタッフブログは案外と読まれている。インタビューのオフレコのように、そこには本質や本音、シズル感が感じられるからだ。

このブログはPOSTSCRIPTと題している。「編集後記のようなライター(音楽)のブログ」という副題をつけたのは、そうした成り行きからです。よろしく!