相対性理論のやくしまるえつこ アルス・エレクトロニカ授賞式でのライブ映像公開
アルス・エレクトロニカはオーストリアのリンツで開催される芸術・ 先端技術・文化の祭典で、メディアアートに関する世界的なアートフェスティバル。
その2017年のグランプリ作品「STARTS PRIZE」として、相対性理論のメンバーとして活躍するやくしまるえつこの「わたしは人類」という作品が選ばれた。
「人類滅亡後の音楽」をコンセプトに音源入りCDと遺伝子組み換え微生物をセットにした作品であり、「STARTS PRIZE」の受賞は日本人初となる。
2017年に9月に授賞式が行われたが、そのライブ映像公開が5月下旬に公開された。
映像ではアルスエレクトロニカの総合芸術監督、ゲルフリート・ストッカー氏による作品の解説があり、その後にやくしまるえつこのパフォーマンスが披露される。
公開が5月下旬に公開された。着物を纏い、無愛想にパフォーマンスを演じる彼女をみて、「東洋のビヨーク」をイメージしたのか反応は非常に良かったという。
同作品の映像バージョン
個性的なキャラと先鋭的な取り組みで知られているが、作品と作家の志向について、
まだまだ、正確には論じられていないのが残念。
ただ、表現が進化について、科学によるマクロな方向ではなくミクロの世界に向いているという視点は納得いくものがある。
ボーカルとして参加したモンドグロッソの楽曲。
Tica•α名義の作詞で、齋藤飛鳥がモンドグロッソのアルバムで歌った楽曲。